今朝、ニュースを聞いていたら外国人留学生に対して学費を上げる事を検討している大学があると聞いた。
東大や早稲田大学に多くの外国人留学生がいると聞きますし、日本人の枠が少なくなるのは問題と考える事も理解出来ます。
昔は円高だったにで、学費が高く感じる外国人もいたから授業料減免があったので学費を上げる事も妥当なのかもしれませんし、日本人より高くするのも時代の流れかもしれません。
ただ、「日本の学費は世界的にもみても安いので、、、、」とアメリカとイギリスだけを比較してニュースで伝えていたのは納得いかなかった。
私はドイツ留学では学費は無料。フランスではEU以外の国出身なので年間8万円ほど支払いましたが安かったです。EU圏内の人は年間2万円ほどなので外国人は4倍程の金額ですが、元々の学費は高くないです。ドイツに居た時に医学部でも工学部でも何学部で学費はドイツ人も外国人も同様に無料。ナチス時代の差別に対しての歴史、償いがあるので外国人との差別なく同じようにしていると聞いた事があります。ただ無料なだけあり、入学試験でかなりの人数制限がありますが。
私立短大、大学で非常勤講師をしてた時に学生から学費を聞いた時も「物凄く学費が高い!」と驚きました。私は非常勤講師だったので、いわゆるパート勤務ですから週1回数コマしか授業担当していないので微々たる報酬でしたが、私立の教授の報酬の方が国公立教授より恵まれている事が多いと聞きます。日本はヨーロッパ的ではなくアメリカ的な学校システムに近いですね。