NHK Eテレ「又吉直樹のヘウレーカ!」
~"ピアノで脳の働きが良くなる"ってホント?~
【出演】又吉直樹
2018年7月11日(水) 22:00,
再放送7月13(日金)00:30(木曜深夜)
先日Eテレで上記の番組「ピアノで脳の動きが本当に良くなる?」が放送されていました。数年前に読んだ本「ピアニストの脳を科学する」の著者、古屋賢一さんが出演されていました。
古屋さんは「ピアノを弾いている時に人間の脳と体はどう変化しているかを脳科学と身体運動学の観点で研究されています。
ピアノを弾く者にとって有難い!
彼は「ピアノ練習時間を少なくして、練習以外で必要な芸術性を磨く時間を多くしてもらう。それにより多くの芸術が生み出され、共進化していく事」を最終目標にされています。
Eテレの番組を見逃してしまった方へ
効率よく上手くする方法
1、好きな曲に取り組む
2、休憩をとる (曲と曲の間で休憩を取ると記憶の定着となる為)
3、イメージトレーニング (体を動かした時と同じ効果がある)
ピアノを弾く事はドーパミン(脳の中枢神経から出される神経伝達物質(別名 快楽ホルモン))が出る。
このドーパミンは「美味しい食事」「成功」「恋愛」でも同じように出される物質で「幸福感」「集中力」が増す物質です。
ドーパミンはピアノを聴く時よりも弾く時の方がより活発に出すらしく、耳も良くなり、感動も深まる。
さらに感動して鳥肌がたつと、心拍数も上がります。
番組では65歳で定年退職後からピアノを始められた方の演奏を聴き、耳を疑うほど上手にショパンのノクターン12番を演奏されていました。
ご本人が「作曲家の心血注いだ芸術作品を自分で再現できる。これが一番の楽しみ」とおっしゃられていたのが印象的でした。
弾いてみたい曲を練習し、脳が変化していく。➡上手くなっていくからより楽しくなりドーパミンも出る。➡より生き生きする事ができるので幸せな人生になる。
ちなみに、ちゃんと練習すると「脳梁」(左右の大脳半球をつなぐ交連線維の太い束)が大きくなるそうです。
脳梁が大きいほど情報処理が早くなると言われ、特に小さい時に(7歳)までに練習していると太くなると言われています。最近の研究では7歳ではなく11歳まででも大きくなるそうです。
それと高齢者でも脳梁は太くなるという研究結果もあるそうです。
さあ、今日もピアノを弾こう!
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