2020年6月22日月曜日

NHK ららら♪クラシック ラフマニノフ作曲 「パガニーニの主題による狂詩曲」

Eテレ 毎週金曜 午後9時、再放送は毎週木曜 午前10時25分
ららら♪クラシックという番組が好きで、時々観ています。
https://www.nhk.jp/p/lalala/ts/57LY35Q588/


先週金曜日はセルゲイ・ラフマニノフ作曲「パガニーニの主題による狂詩曲」をとりあげられていました。
パガニーニが作曲した「24の奇想曲」第24番の有名なメロディーも素晴らしい。

ラフマニノフ作曲の「パガニーニの主題による狂詩曲」はロマンティックで抒情的、彼の繊細さ、ダイナミックな所、たまらなく良い。ただ弾くのは大変ですよね。


ラフマニノフはロシア革命の混乱の中、祖国に帰国する事が難しくなりアメリカでピアニストとして演奏活動を多く行って生活していました。
彼は、祖国ロシアを離れたことによる喪失感、想像力の枯渇を感じ、なかなか作曲に取り組めなかったのです。
彼が「もう何年もライ麦のささやきも白樺のざわめきも聞いてない」と言っていたように、作曲への意欲が衰えてしまったそうです。

しかし、スイスのルツェルン湖畔に別荘を建て、庭には白樺を植え、まるでロシアを思い出せるような環境で作曲を再開したのです。この時、作られた曲が「パガニーニの主題による狂詩曲」です。

現在、コロナ禍で人との距離を保ち、マスクを着用し、環境が変わっています。
皆、以前の様に気楽な感じでは生活していないですよね。
この数か月で、自分自身が最も大切にしたい事が明確になったり、色々と心動く事が多くあったと思います。

まだまだ、コロナ混乱期ですが、1人1人に合った環境で仕事、勉強、生活が出来るように願っています。


少しだけハープ体験

コンサート後、東京フィルのハープ奏者 梶 彩乃さんがご自身の高価なハープを触らせて下さいました。高価な楽器で初めてハープに触るので壊さないか汗がタラタラ、ドバドバと吹き出してきましたが貴重な体験をさせて頂きました。7本あるペダル、上段、中段、下段と3段階に固定する事、複雑過ぎて頭...