2021年6月10日木曜日

ダニエル・バレンボイム(6/9 愛知県芸術劇場コンサート)

16年ぶり来日公演ありがとうございました!
このコロナ禍で来日し演奏して下さっただけで「ブラボー」です。東京、大阪、名古屋と合計5回の演奏会。彼の音色、特に小さな音が様々に色彩を変化させているのは巨匠ですね。1,2,3楽章のソナタ構成力、音楽の構築性が魅力でした。



      このピアノは特別仕様のスタンウェイ)クリス・マーネによる製作。

 一般的なグランドピアノのように弦が交差せず、チェンバロやピアノフォルテのように平行に弦が張られている。このピアノだから音色の透明感があるのかもしれません。



 

当日、ホールに行ったら曲目変更されてました。私は最後のソナタ3曲の方が聴きたかったです。


演奏会が終わって、私の席斜め後ろを見たらフランス留学時代同じデュソウ門下の謙一郎さん(愛知県立芸術大准教授)がいらしていたので少し話をしました。
彼が東京での学生時代(たぶん30年ほど前?!)サントリーホールで聴いた時より「良かった」と言っていたので意外でした。
バレンボイムは78歳と高齢な為、今回演奏を聴いて体力的に大変になってきているのかと思っていたら、、、。

今まで、バレンボイムさんは人間的に「ん?!」と思う事を聞いていたので食わず嫌いの演奏家でしたが、やはり能力の高い凄い方でしたね。年をとっても進化し続ける姿勢を少しでも見習いたいです。

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